スチール・ギター初心者が選ぶ楽器はどれ?

スチール・ギター初心者が選ぶ楽器はどれ?

スチール・ギターを始めるにあたって、いくつも種類のある楽器からどれを選んだらいいでしょう。スチール・ギター初めの1歩の楽器選びに付いて見てみましょう。スチール・ギターに限らず、初めの楽器を選ぶのはとても重要です。最初の1台によって、その後の楽器に対する取り組み方が変わってくるものですので、慎重に選びたいところですが、何も分からないと選びようがないと思いますので、まず、楽器に関する基本的な事をお勉強しておきましょう。今回は楽器選びに付いてを中心にお話をしていきます。

目次
スチールギターの種類
弦の数
ネックの数
チューニング
ラップ・スチール・ギター
楽器を選ぶ基準

スチール・ギターの種類
楽器選びの前に、スチール・ギターの種類を大まかに覚えておきましょう。楽器の種類をある程度把握しておき、自分に合った楽器はどれか、どのようなサウンドを目指しているのか、どのような曲が弾きたいのかに合わせて選んで下さい。スチール・ギターを大きく3種類に分けます。

ラップ・スチール・ギター
ペダル・スチール・ギター
アコースティック・スチール・ギター

それぞれを具体的に見てみましょう。まず「ラップ・スチール・ギター」はペダルの付いていない物を総称して呼ぶ名前です。ラップ・スチールの中でも、コンソール・タイプや膝置きの物もあり、また、アコースティック・スチール・ギターもペダルが付いていないのでラップ・スチール・ギターに分類してしまいます。ペダル・スチールに比べ、演奏の難易度は低く、軽く手軽に持ち運べ、小さく、安価なモデルが多く作られています。

ペダル・スチールは、コンソール・タイプのラップ・スチールにペダルとニー・レバーが付いているものです。ペダルを操作する事で、特定の弦の音程を変化せることができ、両手両足を常に動かしながら演奏しています。演奏難易度は高く、簡単に持ち運べるような重量ではなく、大きく、高価です。ペダル・スチールは、ラップ・スチールはもとより、他の楽器の追随を許さない圧倒的な存在感があり、その音が楽曲に入ったとたんに雰囲気を支配できる程の強い音色が特徴です。

 

ラップ・スチール・ギターの中でもアコースティック仕様のものは、特殊な楽器として分類しておきます。楽器本体を響かせる独特な生楽器の音が特徴です。楽器の大きさは、通常のギターと同じ位ありますが、楽器の中は空洞なので、重量はありません。演奏の仕方はラップ・スチール・ギターと基本的には同じです。ラップ・スチール・ギターに比べ生産されている個数が少ないので、値段も少し高めになります。

これら3種類の楽器のうち、アコースティック・スチールは初めの1台としては除外してしまいましょう。数も少なく、高価で、独特なサウンド感になるので、余程その音を求めない限りは難しい楽器になります。

ラップ・スチールとペダル・スチールに関して。ペダル・スチールの音は絶対的な存在感があります。しかし、楽器は高価で、重く、演奏難易度は相当高いです。左手と右手の使い方は基本的にはラップ・スチールと同じなので、ラップ・スチールから練習するのも一つの方法ですが、ペダルのその音に魅了されるとラップ・スチールでは物足りなさを感じるかも知れません。ペダルが弾きたい方は覚悟を持ってペダルを弾きましょう。ペダルを踏む感覚は、ペダル・スチールでしか練習することはできません。始めは難しくまともに曲を弾く事は出来なくても仕方ありません。それでも気合を入れることが出来れば、ペダル・スチールから弾き始めるのが良いでしょう。

単に、スチール・ギターの音や雰囲気を求めるのであれば、または、あまりよく分からないけどスチール・ギターを弾いてみたいと言う方はラップ・スチール・ギターから始めるのが良いです。ある程度弾けるようになったらペダルへ移行したりすることもできます。演奏の基本的なテクニックは、ラップ・スチールで練習する事はできます。

ペダルに取りつかれた方はペダル・スチール。それ以外のスチール・ギターを弾きたい方はアコースティックではないラップ・スチール・ギターを選びましょう。

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弦の数
スチール・ギターは多弦の機種が多くあります。弦の数はどのように選ぶと良いかを見てみます。ラップ・スチール・ギターの弦の数は6弦が最小であり、基本のセットアップです。まずは6弦からスタートするのが良いと思いますが、弦の数が増えたといって演奏の難易度が極端に上がる訳ではありません。スチール・ギターの難しい所はピッキングそのもにあるので、弦の数が1本でも2本でも難しい部分は変わらないので、少ないから優しい訳ではないのです。

弦の数が増えると、豊かなハーモニーを奏でる事ができたり、より自由な発想でメロディーを弾く事が出来るようになります。しかし、6弦でも相当な所まで演奏をすることができます。6弦より弦の多い機種を「多弦」と呼びます。7弦、8弦までが主で、9弦、10弦の機種もまれに見ます。実用性の面から8弦が多弦のスチール・ギターとして使いやすいです。

ペダル・スチール・ギターは10弦が基本のセットアップです。8弦の機種もありますが、10弦の方が入手しやすく、楽譜も出回っているので取り組みやすいです。先にも述べたように、弦の数が少ないからと言って、難易度が下がる事はありませんので、10弦から練習をすれば良いです。11弦、12弦等の多弦もありますが、これはユニバーサル・チューニングを使った機種なので、極端に難しくなります。ユニバーサル・チューニングに関しては後ほど。

ラップ・スチールは6弦がスタートの基準。多弦になっても難易度は然程変わらないので、8弦でも可。ペダル・スチールは10弦一択です。

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ネックの数
スチール・ギターはオープン・チューニングの楽器であり、チューニングによってまったく違ったニュアンスの演奏をすることが出来ます。一度に複数のチューニングを弾く場合は、複数の楽器を用意しなければなりませんが、それを1台にまとめたのが多ネックの機種です。シングルネック、ダブルネック、トリプルネック、クアダブルネックまであります。ネックの数が増えれば、それにともなって楽器の重量は増え持ち運びが困難になります。また、各ネックに配置したチューニングを覚えなければなりません。初心者が始めに取り組む楽器として、多ネックの機種を選ぶ必要はもちろんありません。シングル・ネックをしっかり弾きこなす事ができるようになったら、徐々にチューニングを覚えていけばいいです。

ペダル・スチールに関しては少し事情が異なります。ペダル・スチールは2つのチューニングがあり、これは、楽器を制作する段階で決められており、演奏者が任意に変えることはできません。チューニングはE9とC6であり、写真のようなダブルネックはこの2つのチューニングが配置されています。

シングルネックの機種は、E9かC6のどちらかのチューニングであり、これを変えることは出来ません。従って、シングルネックを購入する時は、予めどちらのチューニングを弾きたいのかを把握していなければなりません。音のニュアンスやフレーズの違い、響きの違い、それぞれのネックに個性がありますので、選ぶのは難しいですね。演奏の難易度だけで言ったら、E9の方が若干簡単です。豊かなハーモニーはC6の方が得意としています。また、シングルネックの方が流通している楽器の数が少ないように感じます。いずれにしろペダル・スチールは高価な楽器なので、初めに覚悟を決めて始めれば良いと言ったように、勢いよくダブルネックを購入するのも路だと思います。

ラップ・スチールはシングル・ネック一択。ペダル・スチールは覚悟を決めてダブル・ネックか、E9のシングル・ネックです。

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チューニング
スチール・ギターはオープン・チューニングの楽器です。チューニングは演奏者が自由に選ぶことができ、長い歴史の中で様々なチューニングが模索され、数々の名演が行われてきました。ラップ・スチール・ギターで使われる基本のチューニングは「C6チューニング」としておきます。C6は伴奏とメロディーの両方の演奏にバランス良く対応できるチューニングであるのと同時に、ペダル・スチールの一方のチューニングにもなっています。他のチューニングへの応用もしやすく、C6でアレンジされた譜面も多くあるので、取り組みやすいと思います。6弦でも8弦でも使う事ができるのも良い所です。始めに覚えるチューニングはC6がお薦めです。

ペダル・スチールは楽器によってチューニングが決まっています。基本のスタイルはE9の方なので、シングルネックならE9のネックから始めたいです。ダブルネックを購入しても、E9から練習すると良いでしょう。C6ネックはラップ・スチールのC6チューニングを応用して弾く事ができます。

ペダル・スチールのE9とC6のダブルネックは、非常に大きく重いですので、気軽に持ち運べるものではありません。しかし、ライブでは2つのチューニングを使い分けたい事が多々あります。そこで、この2つのチューニングを1台のスチール・ギターに組み込んでしまうという開発が行われました。それが「ユニバーサル・チューニング」です。各チューニングの特徴を取り入れ、持ち運びも考慮してシングル・ネックに納めているので、多弦になっています。E9とC6を弾きこなす事ができ、且つ頻繁に持ち運ばなければならない状況に陥らない限り、必要とする事は無いかと思います。

ラップ・スチール・ギターは「C6」から始めるのがお薦め。ペダル・スチールは「E9」一択です。

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ラップ・スチール・ギター
ラップ・スチールに関してもう少し補足しておきます。ペダルの付いていない物を全てラップ・スチールとしていますが、ラップ・スチールの中でも細かく種類が分かれると思うので、楽器選びの基準を解説しておきます。最も大きな基準は、脚が付いてるか否かです。脚の付いてるものを「コンソール・タイプ」と呼びます。脚を取り付けるためには、ボディー裏にマウントを付けなければならないので、必然的にボディーの厚みが生まれますので、楽器の響きも足の無いタイプよりは豊かになる傾向があります。また、脚を付けて自立させることで、演奏面においても有利に働きます。手のフォームが整いやすく、楽器が安定して弾きやすくなります。膝置きの場合は、どうしても手首が下がってしまうので、演奏に慣れていないと悪いフォームになってしまいがちです。従って、コンソール・タイプの方が初心者には向いています。脚の数は3本と4本のタイプがあります。4本タイプの方が安定感はありますが、どちらでも問題ありません。脚の付いていない楽器は、スチール・ギター専用のスタンドや適度な台に置いて弾く事をお薦めします。

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楽器を選ぶ基準
スチール・ギターの基本的な分類は分かってもらえましたでしょうか。楽器を選ぶ基準として、まず値段ですね。他の楽器と同様にピンキリになりますが、値段は楽器性能に比例していますので、高いに越したことはないです。あまり安い楽器は演奏そのものが難しいのも他の楽器と同じです。

ラップ・スチールで始めに選ぶのにお薦め条件は、「国産メーカー」「コンソール・タイプ」「6弦で5万円以上」辺りの楽器を目指して見て下さい。中古市場になると、モノの割に安くなっている楽器もありますが、状態を見極めるのは難しいですね。パーツが綺麗か、塗装がしっかりしているか、脚の欠品がないか等を良く見て選んで下さい。

Canopus-1

ペダル・スチールの見極めは更に難しいと思います。楽器の状態は実際にペダルを踏んでみないと分からない事が多いです。ペダルの重さや踏み心地は機種によって異なりますし、レバーの配置等も結構違います。ぺダル・スチールは、好みのレバー配置をオーダー・メイドで作るのが基本です。ある程度以上経験が無いとオーダーを出すのは難しいですので、また別の記事でペダル・スチールの事について解説したいと思います。

楽器の購入に関してご相談がございましたら、当HPのお問い合わせよりメールを下さい。出来る限りのアドバイスを致しますのでお気軽にご連絡下さい。自分に合った良い楽器が見つかるといいですね。

金髪せんせー

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Fender DLX-8

Fender DLX-8

ラップスチールギターの名器であるFender DLX-8を見てみたいと思います。

Fenderのスチールギターの中でも、バランスが良く使いやすくスタイリッシュな1台です。どんな音楽ジャンルでも使うことができる安定した音質で、スケールや弦間も程よく弾きやすく、非の打ちどころがありません。

2PU、1Vo、1Tone仕様のスタンダードなセットアップです。シンプルで扱いやすく、ライブでもレコーディングでもあらゆる状況で活躍できます。

PUはブリッジカバーの裏にあるバランサーで調整可能です。バランサー回路は以下のようになっています。ネックポジションが常時入っており、ブリッジポジションの混ぜ具合を調整しているのが分かります。

ジャックはテレキャスと同じタイプですね。L字のケーブルは使うことができませんので注意して下さい。

実は基本的な仕様はStringmasterとほぼ同じなので、詳しくはこちらの記事も参考にして見て下さい。→Stringmaserレビュー

バランスの整ったFenderの音を聴いてみましょう。

金髪先生

 

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Aチューニング

Aチューニング

 Aチューニングはスチールギターの創成期から使われていた歴史あるチューニングです。スチールギターを米国にもたらした「Joseph Kekuku(ジョセフ・ケクク)」が使用していた初期のチューニングに始まり、「Jerry Byrd(ジェリー・バード)」がC6チューニングを広めるまでに主に使われていたようです。代表的なプレイヤーを以下にあげておきます。

Joseph Kekuku

Sol Hoopii

Roy Smeck

Leon McAuliffe

Bob Dunn

 初期のAチューニングはギターのレギュラー・チューニングから2弦、3弦、4弦の3本を1音上げることでオープン・チューニングを作ることができます。弦のゲージを変えることなくチューニングできるので、通常のアコースティック・ギターを使っても弾くことができるのがポイントでしょう。SolHoopiiのように低音弦を変えるチューニングは、弦のゲージも変えなければ、かなり弦を巻くことになり、ネックにも負担がかかるので、専用弦が必要になります。

 先日紹介したナットのエクステンションを使って、アコースティックギターでスチールギターを弾いてみました。このようなトライアド・チューニングの特徴は、多くのコードやハーモニーに対応することができないということになります。従って旋律を単線で弾くフレーズが中心になり、コードを意識したポジションよりも、旋律の動きを意識したポジショニングが多くなります。

→アコギでスチールギターを弾く

 コードを使ったハーモニーの使用が限定されると、複音を使ったフレーズが多くなります。複音のポジションはおおよそ以下のポジションが使われ、これらの組み合わせが、チューニングの特徴を生んでいます。


1弦と2弦を使った3度ハモのポジション。レギュラー・ポジションで弾くことのできる使いやすいハーモニーです。

1弦と3弦を使った6度ハモのポジション。スラント・ポジションになりますが、スチールギターらしい6度のハーモニーを鳴らすポジションです。

2弦と4弦を使った6度ハモのポジションです。1、2弦を使ったハーモニーをひっくり返した音程になります。

 ハーモニーを使ったフレーズはどうしてもスラントを多用することになりますので、演奏の難易度は少し高く感じるかもしれませんが、それほど多くのパターンがあるわけではないので、バーの動き方に慣れてしまえばC6チューニングよりも楽に弾くことができるはずです。

 Sol Hoopiiの演奏による「Flower Lei」のプレイを以下のように弾いてみました。ここでのチューニングは5弦と6弦をC♯とAにしていますが、5弦のラインを弾かなければレギュラー・チューニングと同じAとEで対応することもできます。どことなくレトロな雰囲気のあるチューニングです。是非弾いてみて下さい。

金髪先生

スチールギターのバー徹底検証

バー徹底検証

スチールギターのバーは、色々な形や大きさのモノがあります。
バーの重さによって音質や音量に変化がうまれますが、その違いを検証してみましょう。

今回は5種類のバーを用意してみました。大きさの異なる一般的な円錐形のバーを3つ、軽量な三角のバーと、レールタイプのバーです。

大きさと重さを計量し、コードと単音を弾いて、それぞれの波形を見てみます。波形を比較することで、音量やサスティンの違いが視覚的に明確に分かると思います。

バーは手に持たず、弦に置いた状態で、弦がビビらないギリギリの強さでピッキングします。バー自身の重量で弦を押さえているので、バーを持つ力が加わっていない状態でどれだけ音を鳴らせるのかが分かります。

バーは12フレットに置きコードをストラムした波形と、2弦を単音で弾いた波形を取ってみます。
ギターはグヤトーンのHG-306、カノウプスOEMです。


直接インターフェイスに挿したライン入力の音を波形にしますので、癖のない音質のインターフェイス「RME FireFace400」を使用します。

三角のバー
先端に向けて細くなっているので、手にフィットしやすく持ちやすく感じるのが特徴です。サイズは小さく、重さも113gと軽いです。

弦振動でバーが遊んでしまい、かなりソフトタッチでないと綺麗に音を鳴らす事が出来ませんでした。波形を見てもかなり小さいのが分かります。上がコード、下が単音の波形です。


レールタイプのバー
指に合わせて加工してあるので、持ちやすいバーです。重さは167gと、このタイプにしては大きい方です。

音の立ち上がりはとても良いですが、伸び具合はもう少し欲しい感じがします。アタック感の良さは単音でもわかります。やはりラップ・スチールより、ハイパワーなペダル・スチールの方が合っていると思います。

DUNLOP
ダンロップ製の少し小さ目のバーです。短く軽いので、手の中に収まってしまうサイズのバーです。重さは138gと、三角のバーより少し重いくらいです。

これもかなり優しく弾かないと綺麗に音がなりません。特に低音部は弦振動にバーが負けてしまうので、強い音を鳴らすのは結構難しいです。高音弦の立ち上がりは良いですが、少し音の線が細く感じます。


一般的なバー
普通のバーです。8cmを超えるバーは10弦まで対応できます。重さは200gを超えているので、しっかりと重量を感じます。

波形の大きさが今までとはまったく違います。音の伸びも音圧もしっかり確保されています。ピッキングの力を意識しなくても自然と綺麗な音が鳴りました。


Emmonsのバー
今回最も大きいサイズのバーです。重量感はありますが、手に余る感じは無く持ちやすいです。ペダルスチールに対応する十分なサイズがあります。

音のバランスがよく伸びのよい音がします。ピッキングのストレスもなく、どの弦も均一に鳴らすことができます。音圧とサスティンの良さが波形からも見て解ります。

各バーの波形はこのようになりました。

こうしてみると、バーの重さが、音量や伸び具合に及ぼす影響が良く分かります。バー自身の重量で弦をしっかり押さえることができれば、バーを持つ手にかかる力は少なくて済みますが、重さに慣れが必要です。バーの持ち心地や重さは、演奏に影響する大事な要素なので、色々なバーを試して、自分に合ったバーを使うようにして下さい。

金髪センセー

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ワイゼンボーン

ワイゼンボーン

アコースティック・ラップ・スチール・ギター ワイゼンボーンについて見てみましょう。

ワイゼンボーン
ワイゼンボーンは、1920年代にアメリカで作られたブランドです。上の写真のようなスチール・ギターですが、当時の個体が現存しているものは数少ないです。同様のアコースティック・ラップ・スチール・ギターは、他のビルダーによって作られていますので、市場にもいくつか出回っています。ワイゼンボーン製のギター以外は、「ワイゼンボーン・タイプ」等と呼ばれて区別されています。このギターもイギリス製のコピー・モデルですが、ワイゼンボーンらしい広がりのある独特な響きを、しっかり鳴らす事ができます。

材質
ボディー材はコア材やマホガニー材が使われています。材質によって音の響き方は異なりますが、どちらが良いということではなく、アコースティック・ギターやウクレレと同様に、好みによる所だと思います。このギターはオール・マホガニーで作られています。

スライド・プレイ専用の楽器なので、ナットが高く、弦を押さえることはできません。フレットも打ってありませんが、指板部分の強度を保つためにダミーでフレットを打っている機種もあります。このギターはブラス製のナットとサドルになっていますが、アコースティック・ギターで使われる牛コツやTUSQ等のナットも多く見られます。やはり音質に影響をするので、好みが分かれるところだと思います。

構造
最も特徴的なのは、ボディからネックにかけて空洞になっている構造です。ネックのジョイントは9フレット辺りで、かなり広い面積をボディが占めているので、楽器全体が共鳴し、かなり大きな音がします。

押弦をしないので、ネックはスクエア加工になっています。座ってラップ・スチールとしてこのように構えて安定するように作られています。立奏はしないので、エンドピンは付いていません。ペグは通常のギターと同じものです。


サウンドホールにピックアップが付いていますが、これはアコースティック・ギター用のモノを後から取り付けました。

チューニング
弦は、アコースティック・ギター用の弦をチューニングに合わせて張っています。チューニングはオープン・チューニングであれば何でも弾く事はできますが、広がりのある独特な音色を活かすためには、ダウン・チューニングと相性が良いと思います。オープンDやオープンG等で、低音の迫力のある音をフレーズに取り入れると良いでしょう。

演奏の仕方
ラップ・スチール・ギターと同様にバーを使って弾いています。右手にはサム・ピックと2つのフィンガー・ピックを付けて弾きますが、指で直接弾く人もいます。サウンド感が違うので、好みで選ぶと良いでしょう。弦のテンションは緩いので、バーは少し軽めのモノが使いやすいです。

アコースティックギターらしく、開放弦+アルペジオを使ったプレイが楽器の音に合っています。開放を絡めて弾くため、チップ・ポジションでのプレイが多くなるのも特徴になります。弦のテンションが緩いので、押さえ込みには注意しなければなりません。

フレーズ
オープン・チューニングで開放弦を多く使うので、使われるKeyが限定されてきます。オープンDで弾く場合は、Key=DやKey=Gでの演奏がしやすくなります。扱うことの出来るコードもあまり多くは無いでしょう。下の譜面はKey=GのツーファイブをオープンDで弾いています。

アコースティック・ラップ・スチール・ギターは、それ程多く流通しているものではありませんが、アコギともリゾネーター・ギターとも違った独特な響きを持った楽器です。機会がありましたら、是非その美しい響きを体感してみて下さい。

金髪先生

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FUZZY SUPERB ハイブリッド・ペダルスチール

FUZZY SUPERB

E9チューニングとC6チューニングのハイブリッドを実現する高性能ペダル・スチール・ギターを紹介したいと思います。

このスチールギターは、ペダルスチールのダブルネックで使われる、E9とC6の2つのチューニングを、1台のスチールギターに集約するように作られたギターです。E9とC6のチューニングにはそれぞれ特徴があるのですが、それをシングルサイズのギターで同時に弾くことができるようになっています。ダブルネックのスチールギターは、どうしても物理的に大きくなってしまうので、ライブやリハーサルに頻繁に持ち運びをするのはとても大変です。そこで、2本分のネックを1本にまとめてコンパクトに持ち運びしやすくしようとしたわけです。

ダブルネックと比べると、大きさの違いがよく分かります。キーレスということもあって、重さも大分軽くなっています。

E9とC6を1台にまとめると言っても、全く同じ状態で1つのチューニングにする事は出来ないので、各ネックで共通するペダルの配置や、隣り合った弦の相対関係を演奏に大きく影響しない範囲で組み替えて1台にまとめています。弦の配置やペダルやレバーの位置はそれぞれのチューニングで弾いているのとは違いますので、新たに新しいチューニングを覚えるつもりで取り組まないといけないですね。

下の写真のレバーで、全体のチューニングを変更することができるようになっていて、E9とC6を切り替えています。チューニングやセッティングはちょっと大変ですが、ハイブリッドを実現するとてもいい機能です。

10弦2本分を1台にするので、弦の数はどうしても増えてしまいます。これは12弦の機種になっています。C6の10弦は結構太い弦を張ってありますし、E9と共通して使うことのできない弦のために、2本の弦を追加して12本になってます。

2つのチューニングを1つにまとめるのに、ユニバーサルチューニングというチューニングがあります。ユニバーサルチューニングはチューニングを切り替えることなく、各チューニングのフレーズを弾くことができるようになっています。

これは一つの例ですが、開放弦のチューニングはこのようになっているので、コードポジションやフレットと音程の関係がE9ともC6とも違います。ポジションは覚えなければいけないので、難しいですが、2つのチューニングの特徴を同時に鳴らすことができるので、曲中でそれぞれのニュアンスを弾くことができたり、表現の範囲は広がります。ユニバーサルチューニングについてはまた別で紹介したいと思います。

E9は低音部に追加弦が多く張ってあります。高音部から換算すると、E9の感覚で弾くことができますが、9弦の7th弦や7弦の9thが無いチューニングも多いので、ハーモニーを弾く感覚が少し違う感じがします。普段レバーで捜査している音がペダルに置き換わったり、ペダルの配置が違ったりするので、慣れないと難しいですね。

C6チューニングは、シングルのチューニングのまま弾いている感じがしますね。ボトムから10弦分配置されていて、上の2本が追加されている感じですので、とても弾きやすいです。レバーの配置に慣れるには少し練習しないといけないです。

とても機能的に作られていますが、演奏するのはちょっと難しいですね。まず、弦が増えた分だけ難しくなっているので、それぞれのチューニングの特徴を理解して弾かないと、楽器の性能を活かすことができないような気がします。特にE9の配置の違いや、低音弦の活用の仕方をよく考えながら弾きたいです。C6の方は、1弦と2弦の分だけフレーズの幅を広げられるのでいい気はします。

チューニングも少し大変ですが、非常に安定感があってとてもよく作られている楽器と思います。

ペダルスチールを頻繁に持ち運びしなければならなくて、かつ、2つのチューニングの特徴を存分に使い分けする人にとっては、重宝する逸品だと思います。
初心者の方にはちょっと扱いが難しい楽器かもしれません。

金髪先生

スチールギター用エフェクター Goodrich MODEL 7A

 ペダル・スチールやラップ・スチールで使われる専用のエフェクター「Goodrich MODEL 7A MATCH BOX」について詳しく見てみましょう。

MODEL 7A
スチール・ギターのエフェクターは、通常のエレキ・ギター用のモノが使われていますが、「MODEL 7A」はスチール・ギター用として作られています。本体表面に「SUPER SUSTAIN」と記されており、TONEとGAINのつまみがあるので、バッファー・アンプやブースターの類と思っておけば良いでしょう。まず本体を良く見てみましょう。

本体上部には、INジャックと電源スイッチが付いています。写真の左側には電源ON時に点灯するパイロットランプが付いていますが、これは私がモディファイしたものなので、通常は付いていません。電源のON/OFFはスイッチを目視で確認しなければなりません。

本体上部

本体下部には、OUTジャックが付いています。ジャックの右側にAC電源用のコネクターが付いていますが、これもモディファイですので、通常は付いていません。このOUTジャックはスイッチングになっています。シールドを差すことによって通電しますが、通常のエフェクターはINPUTがスイッチングになっていることが多いですので注意しておきましょう。

本体表面には「TONE」と「GAIN」のつまみが付いています。それぞれ0~10のメモリが付いています。

本体側部にスチールギターの足にセットできるアタッチメントが付いており、演奏中にもつまみを調整できるようになっています。この辺りはスチールギター用のエフェクターならではの作りですね。

TONEコントロール
「TONE」のつまみは上げると音質が変化します。ギター本体のトーン・コントロールはトレブル・カットするパッシブ回路ですが、これは高音成分がブーストされるので、アクティブ・トーンコントロール回路でトレブル・ブーストしているものと思われます。音の抜け具合が相当変わるので、たしかに手元でコントロールできるとライブでのリアルタイム調整に便利です。

GAINコントロール
「GAIN」のつまみは上げていくと出力が変わっていきます。これも思ったより変化が大きいですね。アンプのセッティングによっては歪んでしまうレベルですが、つまみが大きいので、微妙なセッティングもできて使いやすいです。

電源
上下に付けられたネジを外すと本体を空ける事ができます。中を見ると電池が2つ入っているのが解ると思います。この電池2つで駆動しています。9v電池が2つシリーズ接続されていますので、これをバラしてACアダプター(18V)のコネクターを付けています。

分析
回路を見てみましょう。TONEコントロールのつまみはクラロスタット製の可変抵抗500KΩが付いています。「クラロスタット」は高い品質で海外でも支持の高いメーカーで、ワウペダルのポット等にも多く使われていますね。これだけ見ても良いパーツで作られているのが解ります。

GAINコントロールのつまみも同じくクラロスタット製。INジャック、OUTジャックは共にスイッチクラフトのボックスタイプ、OUTがスイッチングになっています。

基盤を見てみます。オペアンプが1つと、トランジスタが1石ついています。オペアンプは音質に評判の良い「ON Semicoductor製 MC33171P」です。

トランジスタは「MPS A18」ですね。Fairchildでしょうか、電流増幅率の高いタイプの石で、音質も良く、エフェクターに多く使われているパーツです。

実際に音を確認してみましょう

まとめ
スチール・ギター用のエフェクターは数少ないですが、MODEL7Aは作りといい音質といいとても良く出来ていると思います。なにしろ手元でコントロールできる使いやすさは、さすが専用エフェクターといったところです。個人的にはパイロットランプとAC電源はあった方がいいと思いますが、もちろん無くても充分です。通しただけで音質が艶っぽくなる感じは良いですね。スチール・サウンドにぴったりのクリーン・ブースターですので、一度試してみてはいかがでしょう。

金髪せんせー

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C6チューニング

C6thペダルスチール チューニング
C6th Pedal Steel Guitar Copedent
ペダルスチールのチューニングとペダル、ニーレバーの動作を合わせて見てみます。ここでは、一般的に使われているチューニングを元にしていますが、C6チューニングのペダルには、かなりバラつきがあるので、私の所有しているモノをベースに書いています。ペダルスチールのチューニングはギター本体のつくりに依存しています。ペダルの配置や動作させる弦、音程等は、ギターを設計する段階で決められているので、簡単に自分で変えることの出来るものではありません。自分好みのチューニングにしたければ、オーダーメイドで作らなければならないということになりますので、注意しておきましょう。また、本頁では、C6thチューニングを扱っています。E9チューニングに関しては こちら→E9チューニング

左に記したのが開放弦の音程です。続いて各レバーとペダルを操作した時の音程を表しています。4=4番ペダル、5=5番ペダル~です。

4番ペダルを操作すると、4弦と8弦の音程がA音からB音(1音上がる)になります。

5番ペダルを操作すると、5弦が半音下がってF#音に、9弦が半音上がってF#音になります。

6番ペダルを操作すると2弦が半音上がってF音に、6弦が半音下がってD#音(=Eb音)になります。

7番ペダルを操作すると3弦が1音上がってC音がD音に、4弦も1音上がってA音がB音になります。

8番ペダルは7弦をC#音に、9弦をE音に、10弦は1音半下がってA音にします。低音弦を下げるのを使った演奏や音のニュアンスから「Boo-Wah Pedal」等とも呼ばれています。

レバーに関しては機種によって違いがあるので、自分の持っているギターでどう音程が変化しているのか確認してみてください。

開放弦のチューニングに関してはこちらで詳しく解説しています→開放弦のチューニング

C6thチューニングで大事なのは、5番ペダル、6番ペダル、7番ペダルです。この3つはどのペダルスチールでも大体付いており、良く使われるペダルになっています。レバーで大事なのは3弦を半音下げてB音にするレバーです。RKLではない位置についている事もありますが、大体どの機種にもこのレバーはついており、良く使われるものになります。自分の持っているギターのチューニングを上のように表で作っておくと良いでしょう。

金髪先生

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E9チューニング

E9thペダルスチール チューニング
E9th Pedal Steel Guitar Copedent
ペダルスチールのチューニングとペダル、ニーレバーの動作を合わせて見てみます。ここでは、一般的に使われているチューニングを取り上げています。ペダルスチールのチューニングはギター本体のつくりに依存しています。ペダルの配置や動作させる弦、音程等は、ギターを設計する段階で決められているので、簡単に自分で変えることの出来るものではありません。自分好みのチューニングにしたければ、オーダーメイドで作らなければならないということになりますので、注意しておきましょう。また、本頁では、E9thチューニングを扱っています。C6チューニングに関しては こちら→C6チューニング

左に記したのが開放弦の音程です。続いて各レバーとペダルを操作した時の音程を表しています。A=Aペダル、B=Bペダル、C=Cペダルです。

Aペダルを操作すると、5弦と10弦の音程がBからC#(1音上がる)になります。

Bペダルを操作すると、3弦と6弦が半音上がって、G#がAになります。

Cペダルを操作すると、4弦と5弦が1音上がり、4弦はEがF#に5弦はBがC#になります。5弦が1音上がるというのは、Aペダルを踏んだときと同じですね。

LKRを操作すると4弦と8弦の音程が半音下がって、開放弦のE音がD#音になります。ニーレバーの中で最も大事なレバーで、どのペダルスチールにも必ずこのレバーが優先的に付けられています。

LKLはLKRと逆に4弦と8弦の音程が半音上がります。

RKLは2弦と7弦のF#音を半音上げてG音にします。このレバーは違う配置になっていたり、付いていなかったり、機種によってさまざまです。

RKRの2弦は、2段階で操作できるようになっているものです。半音下がった所で一旦止まり、更に押し込むようにレバーを右に操作すると更に半音下がるというものです。

開放弦のチューニングに関してはこちらで詳しく解説しています→開放弦のチューニング

A~Cペダルは大体どの機種でもこの配置になっています。レバーは機種によって違いが結構あるので、自分の持っているギターのチューニングを上のように表で作っておくと良いでしょう。

金髪せんせー

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ペダルスチールの組み立て方

ペダルスチールギターの組み立て方
Pedal Steel Guitar Assembly Tutorial

ペダルスチールの組み立て方を見てみましょう。ペダルスチールには幾つかの種類がありますが、大体どれも同じ要領で組み立てることが出来ます。ペダルスチールの組み立て方を見てみましょう。

ペダルスチールの部品
まずは、ペダルスチールの部品を見てみましょう。ペダルスチールは本体にネック、ヘッド、チェンジャー等が付いていますが、足、ペダル、ロッドは取り外しができるようになっています。ケースに収納する場合や、持ち運び時には、足やペダルを外しますので、ケースを開けた状態は下の写真のようになっています。ケースに入った本体、4本の足、ペダル、ペダルの数に相応するロッドをまず確認しておきましょう。

足をつける
まずは、足を付けます。本体はケースに裏側に入った状態のまま、4つの足を付けます。ペダルを取り付ける足と、手前側の足は、形状の異なるものもありますので、付ける位置に注意しましょう。ペダルを付ける足を奥に取り付けます。4本の足を全て付けます。気長にクルクル回して取り付けましょう。


4本の足を取り付けました。

ペダルをつける
足がついたらペダルを取り付けます。ペダルを取り付ける方式は機種によって違いますが、奥の足2本に固定できるようになっています。ワンタッチではめ込むモノや、ここで取り上げているようなネジで固定するものがあります。ペダルの踏む面が下になるようにして、向かって右側にAペダルが位置するように取り付けます。本体はひっくり返っているので向きに注意して下さい。


向きに注意して下さい。ヘッド側にペダルが寄るようにします。

これは、足に取り付け用の穴が空いており、ペダルボードについたネジで足に固定します。ペダルの向きに注意して取り付けましょう。この時点ではペダルはボードにプラプラ垂れ下がっていてOKです。

ペダルボードが足に取り付け終わりました。ペダルはぶら下がってます。

ロッドをつける
次にペダルにロッドを付けます。ロッドは、長さの調整があるので、個別に番号が付いています。もしロッドに番号が付いていなかったら、番号シールを貼るなどして番号を付けておき、毎回同じロッドを同じペダルにつけるようにします。

ロッドの先は引っ掛けられるようにフックのように形成されています。これを本体のロッドを取り付ける穴に挿します。指す向きに注意しなければなりません。下の写真のように奥から手前に向かって引っ掛けるようにします。


ロッドが手前に倒れた状態で引っ掛ける事がポイントです。

取り付け穴に奥から引っ掛けます。

ロッドを穴に引っ掛けた所です。

ロッドを穴に引っ掛けて、起こします。

ロッドをペダルに固定
ロッドをペダルに固定します。ペダルへの取り付け方法も機種によって若干違いがありますが、どれも、ペダルに取り付け用のブッシュがついており、差し込んでロックするようなものになっています。今回取り上げたものは、差し込むと自動でロックがかかるようにブッシュにベアリングがついています。該当するペダルにロッドを取り付けましょう。

このロッドは、奥まで差し込むとロックされます。

取り付けが完了しました。

ケースから出す
足、ペダル、ロッドの取り付けが出来たら、いよいよケースから出します。ケースから出す際には、以下のようにまず、対角線上の2本の足持ちます。必ず対角線に持たなければバランスが取れずに持ち上げる事が出来ませんので、よーく注意しましょう。足は根元を持ちます。根元を持たなければ力が入らないのでこれもよーく注意しておきましょう。

持ち上げる時、ギターの足を外側から持つようにします。左手前の足を巻き込むように外側から持ちます。

足を持って一旦持ち上げます。腰には充分注意して立ち上がりましょう。腰を入れていないとギックリしますのでよーく注意して下さい。

ペダル面が手前に来るように半回転させます。

ペダルボード側から置きます。ゆっくりね。

置いて完成です。このまま移動させる時も、このように対角線で足の根元を持ちます。本体は持たずに、常に足を持つということを忘れずにしましょう。

ケースに戻すときは、これとまったく逆の事をします。ポイントは以下の3つ。
1-足の付け根を対角線で持つ。
2-足は外側から巻き込むように持つ。
3-ペダルボード側から持つ
ということになります。
ペダルスチールは結構重量があります。腰を痛めないように注意しましょう。

金髪先生

lessonスチールギター・レッスン開講中